マキロイがようやくオーガスタ入り 「ふつうの試合のように戦う」

<マスターズ 事前情報◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>

開幕2日前の火曜日の正午過ぎ、ようやくローリー・マキロイ(北アイルランド)がオーガスタ・ナショナルGCへ到着。午後12時半からの公式会見はわずか10分あまりで早々に立ち去った。
前週の「バレロ・テキサス・オープン」を戦う前にオーガスタを訪れコースチェックを済ませた。大会を3位で終えると一度自宅のあるフロリダ州に戻り、気持ちを“リセット”したという。「今週は毎週戦っている試合のようにノーマルで入りたかった」と平常心が鍵という。

「年間に25試合も戦っている。今週だけ違うように迎えるのは意味がない。準備はすでに十分にしてきた。あとはリラックスして、正しい気持ちで臨むだけ。そうすればコースではもっと力が発揮できるはずだ」と話した。

四大メジャーのすべてを制する“キャリア・グランドスラム”達成に残されたのはこのマスターズ・トーナメントだけ。その一片を埋めるために、今週はグランドスラム達成を目指す10度目の挑戦となる。何度も挑戦してきたが、成功しなかった。大きくは初日の出遅れで2019年以降は第1ラウンドでアンダーパーなし、昨年は第2ラウンドで「77」と崩れ予選落ちとなった。

メジャー勝利も2014年から10年間も遠ざかっている。そんなマキロイを見てきているタイガー・ウッズ(米国)は「ローリーがいつかマスターズに勝利するのかは疑う余地がない」という。「このオーガスタを長くプレーしてきている。必ず勝つ。ただいつ勝つか、それだけの問題だ」と確証を持つ。

最後にマキロイは「自分の今のゲームの状態にとても自信がある」と落ち着いた口調で話しコースチェックへと向かった。

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