敵地でのアーセナル戦はドロー…リード守れずもケイン「おそらく完璧な試合」

 バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、アーセナル戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝ファーストレグが9日に行われ、バイエルンは敵地でアーセナルと対戦。12分に先制点を許したものの、18分にセルジュ・ニャブリのゴールで追いつくと、32分にはケインがPKを決めて逆転に成功。それでも、76分に同点弾を許し、2-2でタイムアップを迎えた。

 フル出場したケインは試合後、『プライム・ビデオ』で「長年トッテナムに在籍していた僕のキャリアでもこれは大きな試合だった。PKを決めてチームを助けることができて本当に嬉しい」と振り返りながら、次のように続けた。

「今夜僕たちはよりチームにならなければならなかった。アウェイでのチャンピオンズリーグ準々決勝だし、おそらく完璧な試合だったと思う。簡単な試合ではなかった。アーセナルは本当にいいチームだ。彼らは現在プレミアリーグで首位だし、時には深く守る必要もあったが、いい結果になったし、ホームで違いを生むことができればと思う」

「勝てなければ決して幸せではないが、アーセナルはホームで強いことを示しているし、僕たちは一歩ずつ前進をしている。僕たちのファンが違いを作ってくれると思う。小さな一歩を踏み出し、来週にはまた大きな試合が待っている。イングランド人として、ウェンブリー(での決勝)は僕の国立競技場であり、大きな夢だ。でも、道のりはまだまだ長い」

 また、ケインはイギリスメディア『TNT Sports』でPKの場面についても回想。「ポルト戦での彼(GKダビド・ラヤ)について分析したけど、彼は本当に早いタイミングでコーナーに到達するんだ。だから、自分のスタイルを少し変える必要があった。彼が早く動くのが見れてよかったし、僕にとっては簡単になった」と通常より少しタイミングを変えてPKを蹴った理由を明かした。

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