上田桃子は16歳年下らとV争い 2年ぶりの優勝へ「この世界に年齢は関係ない」

<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 2日目◇6日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6535ヤード・パー72>

大混戦となっている「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」。元賞金女王の37歳・上田桃子、初優勝を狙う若手の21歳・佐久間朱莉、23歳・阿部未悠がトータル8アンダーで並走。この3人が最終日最終組で優勝争いを展開する。そのなかで、2022年の同コースで行われた今大会を優勝している上田は、2年ぶりのタイトル奪取を目指す。
初日を5アンダー・首位タイで滑り出した上田。2日目も好調をキープし6バーディ・3ボギーの「69」をマークした。9番では、ロングパットを決め観客を沸せる場面があったが、自己評価は辛口だ。

「いいところもあったし、欲がでてしまったホールもあった。そういうのをなくせばいいイメージが出てるホールも多いですし、悪かった部分だけを修正できればなと思います」と振り返った。

最終組をともにプレーをするのは、一回り以上離れた若手選手の二人。21歳の佐久間は、「小さい頃からテレビで観ていた上田桃子さんと最終日最終組を回りたかった」と告白している。

それを聞いた上田は「うれしいです!」と一言。それでも、「今の世代の選手は、自分が良かったときを見てくれているので、そう言ってもらえることは多いけど、この世界に年齢は関係ない。試合になったら別に若いも上もないので、3人ともいいゴルフができればいいなと思います」と真っ向勝負に挑む。

心配されていた左手首の状態も問題はない様子。「優勝争いできることがまずはうれしい。いい位置にいられるとワクワクしますし、そういう気持ちで最終日を迎えられるのは久々です。後悔ないようなジャッジをして一日やれると面白いなと思います」。得意コースでの完全V達成へ。最終日も闘志満々で若手の壁となる。(文・神吉孝昌)

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