光った強風への対応力 ルーキー・西郷真央は3打差逆転へ「全力で頑張りたい」

<ファーヒルズ朴セリ選手権 3日目◇23日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

今季3試合目のルーキーが優勝争いに加わった。4アンダー・9位タイからの3日目は4バーディ・1ダブルボギーの「69」でプレー。トータル6アンダーは首位と3打差の7位タイにつけた。
スタート時から強風が吹き、「グリーン上でもボールが動いてしまうんじゃないかというくらい、揺れながらのラウンドだった」と、それへの対応力が求められたムービングデーだった。5番でバーディを奪って迎えた6番パー3。実測119ヤードでフォローの風のなか、110ヤード想定のティショットが風に叩き落とされ、グリーン手前のバンカーにつかまり“目玉”になった。

出すだけの2打目はまた別のバンカーに入り、3オン2パットのダブルボギー。それでも「すぐに取り戻して、リセットできて良かった」と7番パー5で2オンからバウンスバックに成功した。12番でも伸ばすと、17番パー3では手前3メートルを流し込んでバーディ。アゲンストでは15~20ヤード戻されるような風に、「2打目の距離感は慎重になりながら」対応した。29パットにまとめたグリーン上も「短いパットはいつも以上に丁寧に」とルーティンを欠かさない。

首位との差はわずかに3打。射程圏内だ。あすはこの日以上の暴風が予想されているが、「耐えるゴルフになると思う。耐えるところ耐えて、チャンスホールでバーディが獲れるように、全力で頑張りたい」とまずは目の前の一打に集中する。優勝を意識する位置につけていても、冷静さを失うことはない。

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