古江彩佳は初日103位→15位で最終日へ ポアナ芝で25パット「フィーリングが良かった」

<ファーヒルズ朴セリ選手権 3日目◇23日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

初日「75」で103位タイと出遅れるも、2日目「66」と巻き返して薄氷の予選通過。そしてムービングデーで大きく伸ばして浮上した。古江彩佳は6バーディ・1ボギーの「66」をマークし、トータル4アンダー。トップ10入りが見える15位タイにつけた。
この日は盟友でもある西村優菜と米ツアー初の同組で、さらに2サムというペアリング。互いにリズムよくリーダーボードを上がっていく。初バーディは5番パー4。グリーン左手前ラフからのアプローチがピンに当たり、1メートルにつけて決めた。「うまくチャンスにつけて、ロングパットもうまく決められて、リズム良く回れた」とそこから3連続バーディ。流れに乗って後半へと向かっていく。

強風が吹き、難易度が増したインコースでもその勢いは衰えず。10番でバーディを奪うと、16番パー5ではガードバンカーから1メートルにつけて“加点”。17番パー3では乗らず、寄らずで唯一のボギーを喫したが、最終ホールでは「難しいラインで“決める”というよりは“タッチを合わせる”くらいの気持ちだった。気持ち良く入ってくれた」と4メートルを流し込んで取り返した。

朝から降り続いた雨が止んだかと思えば、今度は強風がコースに吹いた。「難しいジャッジも多かったけれど、ショットも良く、本当にいいゴルフができた」と、難コンディションも“どこ吹く風”。パーオンは11ホールのみにとどまったが、ショートゲームでカバーしてチャンスを決め切った。

特に、この2日間苦戦していたグリーン上でパフォーマンスを発揮した。「フィーリングが良かったのかな」と25パットにまとめ、ポアナ芝を攻略。残り18ホールで首位との5打差を追いかけていく。

ここまで5試合中トップ10入り4回。今大会でもその“定位置”が見えてきている。「風が強くなるけれど、うまく集中して、上位を目指して頑張りたい」。強風予報のあすも風を味方に、上昇気流に乗っていく。

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