マンC、ルーカス・パケタへの関心継続?…昨夏獲得に乗り出すも交渉は破談に

 マンチェスター・シティがウェストハム所属のブラジル代表MFルーカス・パケタに関心を寄せているようだ。14日、イギリス紙『デイリーメール』や大手スポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。
 
 現在26歳のパケタは中盤の攻撃的ポジションを主戦場とするプレーヤー。母国の名門フラメンゴの下部組織出身で、2016年にトップチーム昇格を果たすと、その後はミランとリヨンを経て、2022年夏にウェストハムへ完全移籍加入。初年度はヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)制覇に大きく貢献し、2年目の今シーズンもここまで公式戦32試合の出場で7ゴール6アシストをマークするなど主力として活躍している。

 そんなパケタを巡っては、マンチェスター・シティが昨年夏の移籍市場での獲得を画策。クラブ間での交渉は順調に進行し、選手本人も移籍の前向きとも伝えられていた。しかし、同選手に賭博違反の疑いが浮上し、イングランドサッカー協会(FA)や国際サッカー連盟(FIFA)の調査対象となったことが明らかになると交渉は破談に。一部では今冬の移籍市場での獲得の可能性も報じられていたが、実現には至らなかった。

 今回の報道によると、マンチェスター・シティは引き続きパケタに関心を寄せており、FAやFIFAによる調査結果次第では再び獲得に乗り出す可能性があるという。同クラブはブラジル代表の“司令塔”を2026年6月末に契約満了を迎えるポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァの長期的な後継者に据えることを検討しており、その動向を注視し続けているようだ。なお、2027年6月末まで現行契約を残すパケタの契約解除金は、8600万ポンド(約163億円)程度と伝えられている。

 昨年夏にステップアップの可能性が報じられたパケタだが、今夏もその去就に注目が集まることとなりそうだ。

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