セルヒオ・ガルシアが悲劇のV逸 名物ホールで2度“池ポチャ”【プレーヤーズ選手権・名勝負】

<ザ・プレーヤーズ選手権 事前情報◇13日◇TPCソーグラス ザ・プレイヤーズ・スタジアムC(フロリダ州)◇7275ヤード・パー72>

米国男子ツアーは、14日(木)から4日間の日程で「ザ・プレーヤーズ選手権」が開催される。この大会は米ツアーの旗艦(フラッグシップ)大会であり、「マスターズ」、「全米プロ」、「全米オープン」、「全英オープン」に次ぐ“第5のメジャー”と呼ばれている。そんなビッグトーナメントを楽しむ前に、過去の名勝負を振り返ろう。今回は2013年大会から。

第3ラウンドを終えて、当時世界ランキング1位だったタイガー・ウッズ(米国)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)ら3人がトータル11アンダーで並んだ。

最終組の1つ前でプレーしたタイガーは、前半で2つスコアを伸ばすと、後半の12番もバーディとしてトータル14アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位で終盤へ。14番ではティショットを池に落としダブルボギーを叩いてガルシアらに並ばれたものの、16番をバーディとして再び単独首位に躍り出た。

一方、最終組のガルシアも16番をバーディとしてタイガーに並び、首位タイへ。そして、この大会の名物ホール・17番パー3を迎えた。

このホールは、グリーンの周囲を池が取り囲む浮き島(アイランドグリーン)になっており、ティショットを失敗して池に入れる選手が多い難ホールとして有名である。

ガルシアは、ティショットがグリーンに届かずに池ポチャ。3打目はドロップゾーンには向かわず、ティイングエリアから打ち直したが、再び池に打ち込んだ。このホールで『+4』を叩き、優勝争いから脱落してしまった。

「少し短かったね。アドレナリンが出ているのを感じたので、ウェッジでグリーンをオーバーはしたくなかった。ちょっと自信過剰だったのかな。もう少し左に打てば大丈夫だったのに…」と17番での“悲劇”を振り返った。

試合の結末は、トータル13アンダーでクラブハウスリーダーに立っていたタイガーが大会2勝目を挙げた。ガルシアは最終18番でもダブルボギーを叩き、トータル7アンダーの8位タイ。わずか2ホールで6つ落とす大失速だった。

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