代表復帰の噂も…ルートンで躍動するMFバークリー「時が戻ったように感じている」

 ルートン・タウンに所属する元イングランド代表MFロス・バークリーは、充実のシーズンを送っているようだ。9日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。

 現在30歳のバークリーは、下部組織時代を過ごしたエヴァートンでプロデビューを果たし頭角を現すと、2003年にはイングランドのフル代表でも初出場を記録。その後も活躍を見せたエヴァートンでは公式戦通算179試合の出場で27ゴール28アシストを記録し、2018年1月にチェルシーへと完全移籍で加入した。

 チェルシーでは公式戦100試合の出場で12ゴール11アシストを記録し、UEFAチャンピオンズリーグやUEFAヨーロッパリーグなどの優勝も経験したものの、負傷の影響もあってレギュラーの座は掴めず、2022年8月に双方合意の上で契約解除に。同年9月に加入したニースでリーグ戦27試合出場4ゴール2アシストを記録し、2023年9月にルートン・タウンへと移籍した。

 プレミアリーグ復帰を果たした今シーズン、バークリーはここまで21試合出場3ゴール3アシストを記録。自身にとって7年ぶりに同リーグでの最長出場時間を確保すると、現地ではイングランド代表へ復帰する可能性も報じられている。そして同選手自身も「今の僕はトレーニングと試合を楽しんで、チームの良い結果へ貢献すること以外に心配することはない」と手応えを感じているようだ。以下のように続けた。

「正直に言って、(ニースで)もっとたくさんの出場機会があるべきだったと感じていたが、そこでは多くのことを学んだ。おもにオフ・ザ・ボールだ。フランスでは守備側のゲームに激しく取り組んでおり、とても攻撃的なプレッシングを行った。練習で見たいくつかのタックルは危険で、若手の選手は歳上の選手に突進することも気に留めなかったんだ」

「今、僕は時が戻ったように感じている。過去3〜4年は自分にふさわしいプレーができていなかった。(ロブ・エドワーズ)監督は僕が加入して以来、信頼とコミュニケーションを通じて多く助けてくれる。彼は素晴らしい人間関係を築くスキルを持っており、団結力を生み出してくれる。素晴らしい人間だ」

 自身のベストフォームを感じているバークリーは、初めてプレミアリーグの舞台で戦うルートン・タウンを牽引している。果たして今後、2019年以来のイングランド代表復帰も果たせるのか、その活躍に注目が集まる。

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