堅守際立つアーセナル…“レジェンド”OBは3選手の活躍を大絶賛「本当に驚異的」

 現役時代にアーセナルで長く活躍した元アイルランド代表DFデヴィッド・オレアリー氏が、古巣の守備陣を絶賛した。5日、イギリス紙『ミラー』がコメントを伝えている。

 残り11試合となった今シーズンのプレミアリーグで勝ち点「61」の3位につけ、リヴァプール、マンチェスター・シティと三つ巴のタイトルレースを展開しているアーセナル。昨年末にかけては公式戦3連敗を喫するなど一時的な不振に陥ったが、中断期間に行われたドバイキャンプを経てチームは復調。年明け後は7連勝を記録しており、当該期間で合計「31」ゴールを奪うなど大量得点の試合が続いている。

 破壊力抜群の攻撃面が注目されがちなアーセナルだが、今シーズンは守備の安定感も際立っている。ここまで喫した失点はリーグ最少の「23」で、昨年夏にブレントフォードからレンタル加入したスペイン代表GKダビド・ラヤは、ここまでリーグ最多となる9つのクリーンシート(無失点試合)を記録。そもそも決定機を作られるシーン自体が極端に少なく、直近5試合で見ると許した枠内シュートは僅か「4本」となっている。

 リーグ屈指の堅守を支えているのが、フランス代表DFウィリアン・サリバとブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスによる屈強なセンターバック(CB)コンビ。そして昨年夏に英国人史上最高額の1億500万ポンド(約200億円)で加入したイングランド代表MFデクラン・ライスだ。高さ、速さ、強さを兼ね備えるサリバとガブリエウが圧倒的な対人能力で相手FWを封じ、ライスは持ち前のボール奪取力と豊富なスタミナを武器に中盤で躍動している。

 現役時代にアーセナルで公式戦通算624試合に出場した“レジェンド”DFオレアリー氏も古巣を支える3選手を絶賛。ここまでリーグ戦全試合にフル出場しているサリバについて「彼はまるでリヴァプールにやって来たフィルジル・ファン・ダイクのような存在だ。どんどん良くなっているし、ロールスロイスのようだね」とコメントしつつ、次のように言葉を続けている。

「彼とガブリエウのコンビはプレミアリーグの他の誰よりも優れており、安定していると思う。そして、今シーズン彼らをさらに前進させたのは、彼らの前に構えているデクラン・ライスだ。この3人は本当に驚異的だし、チームの背骨となっている。シーズン終了までこの調子で突き進むためには、この3人を失わないことが極めて重要だ」

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