バイエルン、DFダイアーの延長オプションを行使か…トッテナムから完全移籍へ

 トッテナムからレンタル移籍でバイエルンに加入しているイングランド代表DFエリック・ダイアーは、来シーズンもバイエルンでプレーすることになりそうだ。2月29日、イギリスメディア『アスレティック』やイギリス紙『イブニング・スタンダード』などが伝えている。

 ダイアーは1994年1月15日生まれの現在30歳。イングランドのチェルトナムで生まれ、7歳のときにポルトガルへ移住し、名門スポルティングの下部組織に入団した。2012年12月に同クラブのトップチームデビューを果たすと、2014年夏に移籍金500万ユーロ(当時レートで約7億円)の移籍金でトッテナムへと完全移籍した。

 トッテナムではDFラインと守備的MFの両方を務めるポリバレント性が重宝され、加入初年度から出場機会を獲得し、公式戦通算364試合の出場で13ゴール12アシストを記録した。また、2015年3月にはイングランドのA代表デビューも果たし、EURO2016や2018 FIFAワールドカップ ロシアにも出場。これまでに49キャップを記録している。

 しかし、アンジェ・ポステコグルー新監督が就任した今シーズンは出場機会が激減。公式戦4試合に出場にとどまっていたことから、9年以上在籍したトッテナムを離れ、今年1月11日にバイエルンに加入。デビューから約1カ月ですでに今季前半戦を上回る6試合の出場を果たしている。

 そんなダイアーは2024年6月30日までとなるレンタル移籍でバイエルンに加入しているが、この契約には1年間の延長オプションも付随していることが報じられていた。そして、今回の報道によると、このオプションが行使された模様で、同選手は来シーズンもバイエルンでのプレーを続けることが濃厚になったという。

 なお、340万ポンド(約6億円)のレンタル料でバイエルンに加入したダイアーのトッテナムとの契約は2024年6月30日までとなっているため、オプションを行使した際の費用はかからず、今夏に事実上フリー移籍でバイエルンと2025年6月30日までとなる契約を締結することにもなるようだ。

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