アグエロ氏が母国の名門で現役復帰? 医師の「GOサイン」で世間が盛り上がるも本人は…

 かつてアルゼンチン代表FWとして活躍したセルヒオ・アグエロ氏に現役復帰の噂が浮上し、本人が自身の今後について言及した。

 現在35歳のアグエロ氏は、母国インデペンディエンテの下部組織を経て同クラブでプロデビューし、2006年7月にアトレティコ・マドリードに移籍。スペインの地で公式戦234試合に出場して101ゴールを挙げ、2011年にはマンチェスター・シティに活躍の場を移した。同クラブでは1年目の2011-12シーズンに最終節のQPR戦で劇的な決勝ゴールを決めてクラブ史上初のプレミアリーグ制覇に導くなど、公式戦390試合に出場し、260ゴールを記録して5度のリーグ優勝や5度のリーグカップ制覇などに貢献した。

 その後、2021年7月にバルセロナの一員となったが、同年10月30日に行われたラ・リーガ第12節のアラベス戦に先発出場した際、胸の違和感を訴えて倒れ込み、ピッチを後に。その後、同選手は病院で不整脈と診断されたことを発表し、復帰を目指すも、最終的に医師から「フットボールをやめることが最良」と告げられたことなどから、現役を引退していた。
 
 アグエロ氏は今月22日に自身の生配信番組で、視聴者から「現在インデペンディエンテを指揮し、アグエロ氏と仲が良いカルロス・テベス監督からプレーする要請があったらどうするか?」という質問を受け、心臓の主治医に見解を問うための電話をかけた。

 すると、アグエロ氏は主治医から「ある程度プレーする分には問題ないだろう。論理的には、試合を想定したテストを行う必要がある。本当だ。2枚のセンターバックを相手にする想定をしてね。君はしっかり準備する必要があるが、そうすればプレーできる見込みがある」と、時間を限定すればトップレベルでプレーできる可能性があると告げられ、同氏は喜びを露わにしていた。

 そこから、アグエロ氏がインデペンディエンテで現役復帰に向けたトレーニングをするのではないかという憶測が広がったが、アグエロ氏は26日の配信の中で、一連の憶測に言及。「完全なウソだ。オレはインデペンディエンテでトレーニングをしない。主治医は、容態はいいと言った。ただ、トップレベルでトレーニングをするためには、多くの検証が必要なんだ」と語り、アルゼンチンの名門クラブで現役復帰を目指すという噂を明確に否定した。

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