パティ・タバタナキットは、タイトリストの何を使っている?【WITB】

米国アクシネット社が、タイトリスト総合契約のパティ・タバタナキットの使用ギア詳細をレポート。先週の欧州女子ツアー「アラムコ・サウジレディースインターナショナル」での7打差の圧勝に続き、今週の「ホンダLPGAタイランド」でも一人旅を見せているが、どんなギアのこだわりがあるのか? まずは『Pro V1x』についてこう話している。
「ボールから良い音を聞く必要があり、私はそれを感じる必要があります。『Pro V1x』は、とサウンドの点で少しフィードバックしてくれます。グリーン周りでスピンもすごく良いし、フルショットでも全てがいい感じ。だから私は『Pro V1x』を愛してます。タイトリストは常にゴルフ界でナンバーワンのボールであり続けているので、コースに出たらただプレーするだけで、そんなことは考えません。
 
低く打つ時も本当にスピンがよくかかるし、高めに打つ必要がある時は、最大キャリーで最大スピンが得られます。ティショットでは『Pro V1』よりスピンがかかりますが、最大キャリーを引き出せるので気に入っています。食いつきが良いので、ボールはもう少し遠くまで飛ぶようになります。それに私が低い球を打ちたい時は、弾道も下げられる。だからこのボールは本当に扱いやすいです」(タバタナキット)
 
飛ばしだけでなく、ショートゲームにも長けたバタナキット。「ドライブオン選手権」から今季をスタートしたが、バッグに新たなウェッジ『SM10』(50.12F、56.08M、60.04T)を加えた。サポートするツアー担当者は、彼女のウェッジ変更の内側をこう明かす。
 
「パティが特別なのは細部へのこだわりとフィーリングへの認識で、一緒にSM10の作業をした時、彼女は前作と新しいSM10の違いをすぐ感じることができました。ウェッジのセットアップでは、バッグ内の全てで『どこまで多用途にできるか』を話し合いました。全ては彼女の50.12Fから始まります。このグラインドでフェアウェイでのフルショットからグリーン周りの低く高スピンな球まで、彼女に多用途性が与えられます。重心位置を変更したことで、パティは必要な時に積極的にショットできるようになりました。
 
SM10 56.08Mへの移行で、彼女が常に求める低い打出しと高スピンをさらに助けてくれました。前作の56.08Mとの大きな違いで、彼女はスピードを犠牲せず飛ばすのがより簡単なことに気づきました。最後に60.04Tは、パティがバッグの中に入れる中で最も多用途で、最もフィーリングに敏感なウェッジ。間違いなくパティは前作の60Tと比較して、フィーリングが向上しただけでなく、完璧なソールコントロールも実現しました。SM10に対する彼女の全体的なフィードバックは圧倒的に肯定的です」(同社ツアー担当者)
 
パターはベティナルディ、3Wにはテーラーメイド『SIM』フェアウェイを使用するが、タイトリストの使用ギアは下記のようになっている。
 
【パティ・タバタナキットの同社使用ギア】
1W:タイトリストTSR2(9.0°テンセイ1Kブルー50S)
5W:タイトリストTSR2(18.0テンセイ1Kプロホワイト60S)
4I:タイトリストT200(ツアー AD DI-85 ハイブリッドS)
5I~PW:タイトリストT100(N.S.PRO 950GH S)
A,S,LW:ボーケイSM10(50.12F、56.08M、60.04T モーダス³115ウェッジ)
BALL:タイトリストPro V1x

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