マンC、前半のフォーデン弾でボーンマス撃破!…首位リヴァプールとの「1」ポイント差を維持

 プレミアリーグ第26節が24日に行われ、ボーンマスとマンチェスター・シティが対戦した。

 前節はチェルシーと1-1のドローゲームを演じ、リーグ戦での連勝が「7」で止まったマンチェスター・シティ。それでも、ミッドウィークの第18節延期分ではブレントフォードとの接戦を制し、現在は首位リヴァプールと暫定「4」ポイント差の2位につけている。今節の対戦相手は直近6試合勝利のない暫定13位ボーンマス。昨年11月に行われた前回対戦ではマンチェスター・シティが6-1の大勝を飾っている。

 序盤は両チームがチャンスを作り合う。マンチェスター・シティは9分、GKエデルソンが最前線へロングフィードを送ると、フィル・フォーデンがワンタッチで前方へ流しアーリング・ハーランドが抜け出す。しかし、右足で放ったシュートは枠の右へ外れてしまう。ボーンマスはその直後、ボックス手前左でパスを受けたミロシュ・ケルケズが強烈なミドルシュートを放ったが、GKエデルソンが左手一本で枠の上へ弾き出した。

 拮抗した展開が続いていた中で迎えた24分、マンチェスター・シティは敵陣内で細かくパスを繋ぎ、マテオ・コヴァチッチがボックス内左へ浮き玉を供給。これを受けたハーランドが反転からシュートを放つと、GKネトが弾いたこぼれ球をフィル・フォーデンが押し込み先制に成功する。その直後にはボックス内右に抜け出したフィル・フォーデンのクロスを起点にチャンスを作り、最後はベルナルド・シルヴァが左足を振ったが惜しくも枠の左へ外れた。

 その後もマンチェスター・シティが試合を優位に進める。押し込まれる時間が続いていたボーンマスは45+3分、右サイドで起点を作ったアントワーヌ・セメンヨが中央へ繋ぎ、最後はライアン・クリスティーがボックス手前から左足でシュートを放つもGKエデルソンがセーブ。前半はこのまま0-1での折り返しとなった。

 後半の序盤は1点を追うボーンマスが攻勢に出る。55分、右サイドを独力で持ち上がったセメンヨが中央へグラウンダーのボールを送り、ファーサイドに走り込んだマーカス・タヴァーニアーが合わせたが、カバーに入ったルベン・ディアスがライン際でクリア。59分にはボックス内で起点を作ったドミニク・ソランケが後方へ落とし、タヴァーニアーがダイレクトで狙ったが枠外へ。67分には右からのCKにソランケが頭で合わせるもGKエデルソンが弾き出した。

 幾つかチャンスを作られたマンチェスター・シティだったが、その後も冷静にボールを保持しながら試合を優位に進めていく。75分、細かいパス交換でボーンマスを翻弄し、B・シルヴァのスルーパスでハーランドがボックス内へ侵入。しかし、シュートはGKネトの好セーブに阻まれる。その後はボーンマスが攻勢を強めるもマンチェスター・シティは得点を与えず。試合はこのまま終了し、マンチェスター・シティが勝ち点「3」を手にした。

 次節は3月3日に行われ、ボーンマスはアウェイでバーンリーと、マンチェスター・シティはホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。

【スコア】
ボーンマス 0-1 マンチェスター・シティ

【得点者】
0-1 24分 フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)

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