敵地で先勝逃したバルセロナ…シャビ監督、1-1のドローは「悔しい。我々は勝ちに値していた」

 バルセロナを率いるシャビ監督が、21日に行われたナポリ戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 今シーズン限りでの退任を明言しているシャビ監督率いるバルセロナは、残すタイトルのひとつ“ビッグイヤー”を懸けたチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16でナポリと激突。21日に敵地で行われたファーストレグでは、FWロベルト・レヴァンドフスキのゴールで先制に成功したものの、その後に追いつかれてしまい、1-1のままタイムアップ。先勝を逃した形にはなったが、セカンドレグを本拠地『モンジュイック』で戦えることを踏まえると、悪くない結果となった。

 試合後からシャビ監督は「勝ちに値した」と強調。内容に相当な手応えを得ている同指揮官は「勝ちに値していただけに、悔しい気持ちがある。数分を除けば、良いプレーをしていた。1-0の後は、落ち着きやコントロールが足りなかったが…。苦い味だ。悪い結果ではないけど、今日は勝てた試合だった。多くのことを逃した気分」と悔恨。さらに「バルセロナらしいスタイルで、素晴らしいプレーができた。今日のようなパフォーマンスを発揮すれば、準々決勝に進むチャンスは十分にある。(失点シーンは)デュエルに負けたが、その他はディフェンスで何も生ませず、オフェンスでは何度もゴールを脅かした。だからこそ、勝てなかったことが悔しい」と胸中を明かした。

 また、シャビ監督は「結果は我々の正当さを証明していない。私は満足しているし、今日の戦いぶりやその姿を誇りに思えるよ。ヨーロッパを見渡しても、最高レベルの試合のひとつだった。その結果が正しくないことが残念だ」と内容にスコアが伴っていないことに解せない様子だ。

 果たして、シャビ監督はこの悔しさを、来月12日行われるセカンドレグで晴らすことができるのだろうか。

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