PSG、チェルシーの若手DFコルウィルに関心か…リヴァプールも動向注視?

 パリ・サンジェルマン(PSG)がチェルシー所属のイングランド代表DFレヴィ・コルウィルに関心を寄せているようだ。21日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在20歳のコルウィルはチェルシーの下部組織出身で、2021年夏にレンタル先のハダースフィールドでプロデビューを飾った。昨シーズンはブライトンに期限付きで加入すると、途中就任したロベルト・デ・ゼルビ監督の下で主力に定着。公式戦通算22試合に出場し2アシストを記録した。チェルシーに復帰した今シーズンはセンターバック(CB)や左サイドバック(SB)を主戦場にここまで29試合に出場し1ゴール1アシストをマークしている。

 昨年10月にイングランド代表デビューを果たすなど、今後のさらなる成長にも大きな期待がかかるコルウィル。今回の報道によると、最終ラインの強化を目指しているPSGが同選手の動向を注視しているとのこと。ルイス・カンポスSD(スポーツディレクター)はコルウィルの能力を高く評価しており、近い将来のオファー提示を検討しているようだ。また、リヴァプールが獲得に興味を示していることも伝えられている。

 現時点でチェルシーにコルウィル売却の意思はなく、2029年6月末まで現行契約を残している選手本人も慣れ親しんだクラブでのキャリア続行を強く希望しているようだ。しかし、『イブニング・スタンダード』は近年のチェルシーが成績不振に陥っている点を指摘。仮に今後数シーズンに渡ってチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃し続けた場合、プレミアリーグが定めた「収益と持続可能性に関する規則」の観点から、複数の生え抜き選手の放出に踏み切る可能性があると報じている。PSGやリヴァプールはこうした点を考慮し、今後もコルウィルの動向を注視し続けるようだ。

 なお、チェルシーは今シーズンのプレミアリーグでここまで25試合を消化し勝ち点「35」を獲得。現時点でCL出場圏内の4位アストン・ヴィラと「14」ポイント差の10位につけている。

externallink関連リンク

●リヴァプール、パレスの23歳DFグエイに熱視線か…マンUらと争奪戦の可能性も?●プレミアリーグにおいて最も“上流階級”なのはどのクラブ? <トップハーフ編>●約1年半で異例の計11人目…チェルシー、ブライトンから敏腕スタッフの引き抜きに成功●5戦で21得点、主将と“両翼”の躍動、セットプレー…ドバイ合宿後に進化したアーセナルの攻撃●“鬼門”CLラウンド16突破へ…アルテタ監督が意気込み「過去に起こったことは無関係」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)