サウジからの連戦…「倒れないことが一番(笑)」 古江彩佳が高温多湿のタイで意識するポイントは?

<ホンダLPGAタイランド 事前情報◇21日◇サイアムCCパタヤオールドC(タイ)◇6576ヤード・パー72>

1月に米フロリダ州で行われた開幕シリーズ2試合を、ともに4位という好成績で終えていた古江彩佳は、先週サウジアラビアで行われた欧州女子ツアー「アラムコ・サウジレディスインターナショナル」からの連戦に挑む。
現在、米ツアーのポイントランキングは310.833ポイントの4位で、3位(320.000ポイント)との差は10ポイントもない。この位置については「たまたま(フロリダでの)2週間がよかっただけです」と謙遜するが、「調子は維持しながら。この暑い気候でもうまく対応して上位争いができればいいな」と、予選落ちがない試合でしっかりと上積みしていくつもりだ。

サウジアラビアからの移動もあり、現地入りしたのは月曜日の昼。すぐさま翌日には最高気温33度という猛暑のなか、18ホールの練習ラウンドを敢行した。先週は肌寒い日もあったほどだが、そこからいきなり高温多湿の国に来たことで「ゴルフ自体は、朝はそんなによくなかった」とも話す。それでも「新しい地(サウジアラビア)でできるのがうれしかったし、いろんな経験もできた。行ってよかった」と、この連戦に後悔はない。

1月の2試合を終えた後も、調子を維持することに重点を置いた。先週は42位タイという結果だったが、しっかりと予選も通り、4日間プレーしてアジアシリーズに入ることができた。今大会は49位だった昨年に続く2度目の出場。「アップのほうが多いコースなので、距離を合わせるのが難しい。しっかり合わせたい」というショット面がカギになる。

目標を聞くと、「倒れないことが一番」と言って笑う。そのために水分をしっかりと補給するなど、対策も行っていく。それに続いて出てきた言葉は、「オリンピックを目指すと言っているので、上位争い、トップ10には入らないといけないかなと思ってます」。今年の大きなターゲットにするパリ五輪出場権を得るために、世界ランキングもしっかりと上位をキープしたい。(文・間宮輝憲)

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