
<ジェネシス招待 3日目◇17日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>
最終18番ホールで7メートルを沈めて大歓声に応えた松山英樹。4バーディ・1ボギーの「68」で回り、トータル8アンダーでフィニッシュ。首位と6打差の7位タイで最終日に入る。
1番の短いパー5でバーディを奪えずにスタートしたが、続く2番で6メートルを沈めてバーディが先行。6番のパー3ではティショットを2メートルにつけてさらにスコアを伸ばした。
「よくはなかった」とショットがイメージ通りとはいかないまでも、大きな痛手を負うことなく後半に向かう。14番パー3ではそのショットがバンカーにつかまりパーセーブならず。初ボギーとしたが、上がり2ホールが見事だった。
17番パー5ではティショットを左に曲げながら3打目をピン奥3メートルにつけた。下りのパットを慎重に決めると、18番ではミドルレンジからねじ込んで気持ちよくホールアウト。「悪くはなかったと思うし、最後もいいパットが入ってくれてよかったと思う」と笑顔も見せる。
途中は惜しいパットもありながら、最後は最終日につながる手応えをつかみ満足げな表情を浮かべる。「途中なかなか入ってくれなかったのでもどかしかったけど、最後二つ、いい終わり方ができた」とトップ10圏内で最後の18ホールに向かう。
今季は6戦目で、いまだトップ10はなし。「長らくぶりでトップ10以内でスタートするので、しっかり伸ばして少しでも上に近づけるように頑張りたい」。昨年3月の「ザ・プレーヤーズ選手権」以来となるトップ10入り、そしてさらに上を目指し、西海岸シリーズをいい形で締めくくってみせる。