「スイングが良くなるクラブ作り」がモットーの凄腕クラフトマン さて、その年収は?

ミニツアーへ参戦していたときに理想のクラブが見つからず、自分で組み始めたのがクラフトマンになるきっかけだったという、スタジオCGA(東京都練馬区)の山﨑康寛さん。その後、プロからも仕上げたクラブが評判を呼び、本格的にクラフトマンの道へ。緻密な作り込みは、まさに職人技だ。
「問屋さんからシャフトやグリップ、ヘッドなどを仕入れる際は自分で計測して製品誤差を調べ、選別します。シャフトなどは製品により最大9g近く差が出る場合もあるんです。これを仕入れで0.5g以内に抑えます」
 
さらに、弾道データだけ追うのではなくスイングが良くなるクラブ作りを推進し、将来的なレベルの向上にもつなげているという。山﨑さんは多くの人が信頼を寄せる、キャリア30年の凄腕クラフトマンだ。
 
仕事の楽しい点は、狙いどおりにクラブが仕上がったとき。大変なところは、製品誤差を考慮しなければならない作業だという。
 
ところでクラフトマンの年収はどれくらいなんだろう。山﨑さんに聞いてみた。
 
「年収は経験や技術により異なりますが、おおよそ300万円くらいからではないでしょうか。最低資金50万円ほどで開業でき、自分次第で大きく稼ぐことも可能です」
 
この仕事に向いているのは、手先が器用で細かい作業が苦にならない人。こだわりを持って真面目にクラブを仕上げることを突きつめることができれば、お客さんが増えて年収もアップするという。クラブ好きのゴルファーにとっては、夢のある職業ではないだろうか。
 
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