木村彩子がピンチでも動じない心を身につけるために「毎日必ず最低15分やり続けていること」

2016年にツアーデビューを果たし、18年に賞金ランキング43位に入りシード権を獲得した木村彩子。だが、19年は77位でシード陥落。安定してツアートップにとどまる成績は残せていなかった。
それが20-21年シーズンには賞金ランク32位。翌22年はアース・モンダミンカップで初優勝を遂げ、賞金ランクも12位とジャンプアップ。23年も34位で3年連続シード権を保持した。19年以前と以降で、木村にどんな違いがあるのだろ?
 
「ツアーで結果が出るようになったのは、南秀樹コーチのおかげです。19年に出会って、教えてもらったことをやっていたら、すぐに試合で成績が出るようになりました」と木村。
 
技術面の向上はもちろんだが、精神面での向上もあった。南の指導を受けるようになると「毎日続けられることをやりなさい」と言われて、ランニングを欠かさなくなったのだという。それが土壇場のピンチでも動じない強い心を作ることになった。
 
「ランニングの目的は体力をつけるというよりも、1日1個、ツラいことを続けることでメンタルを鍛えることにあったんです。私はプロになっても『ツラいことから逃れたい』という気持ちがいつもあったので、それを克服する精神修行みたいなものですね。南コーチからは『土壇場に強くなれないといけない』『歯を食いしばることを覚えよう』と言われました」
 
走るのは15~30分くらい。どんなに忙しくても、寒くて行きたくないなと思っても、必ず毎日走る。走りたくないけど走る、やりたくないけどやり続けることによって忍耐力がついて、試合でピンチになっても動じないメンタルが身についたのだった。
 
◇ ◇ ◇
 
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