
<ジェネシス招待 事前情報◇15日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>
米国男子ツアー「ジェネシス招待」が現地時間15日から始まる。10カ月ぶりのツアー復帰となるタイガー・ウッズ(米国)を、多くの選手が歓迎した。
前週の「WMフェニックス・オープン」で通算4勝目を挙げ、今大会には9回目の出場となるニック・テイラー(カナダ)は、タイガー・ウッズ(米国)との関係について聞かれると「実は会ったことがない。同組になりそうな時が何回かあったけど、結局かなわなかった。でも、いつか回りたい。そのためにタイガーには今後もできる限りプレーし続けてほしい」とコメント。
また、2021年大会覇者でV最有力候補に挙げられているマックス・ホーマ(米国)は「あまり足を引きずっていなくてうれしい。タイガーがいる大会は特別。みんな彼のプレーを見たいし、ファンもプレーを見たいと思っている。何かが大きく変わるわけではないけど、イベントが少し大きくなったように感じられる」とタイガーが大会にもたらす影響力のすごさを語った。
チャーリー・シフォード推薦枠で出場が決まった28歳のチェイス・ジョンソン(米国)は、「ぼくはタイガーのビデオゲームをやって育ってきたし、ゲームを通して勝つことを学んだ」と、自身にとって「アイドル的存在」であることを明かした。そんなタイガーと同じ舞台に立つことに対して「ずっと戦ってみたかった。ぼくの世代だけじゃなくて、全世代がそう思っているはず。ともに頑張って、週末は遅い組(上位)で回れることを願っている」と憧れの人と同じ舞台に立つ。
16年から毎年出場しているローリー・マキロイ(北アイルランド)は「リビエラに戻ってこられてうれしい。コースとエリアとタイガーが主催しているというのも特別」と、トーナメントの中でもお気に入りの大会のひとつだとコメント。昨年はジャスティン・トーマス(米国)、タイガーと回った大会初日の最終ホールで全員がバーディを奪い、大勢のファンを沸かせた。