10カ月ぶりの復帰を果たすも、再負傷のチアゴ…クロップ監督「状態は良くない」

 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、同クラブに所属するスペイン人MFチアゴ・アルカンタラについて語った。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 現在32歳のチアゴは、5歳でブラジルの名門フラメンゴの下部組織に入団。2004年にはバルセロナのアカデミーに入団し、2011-2012シーズンよりトップチームへと正式に昇格。その後、2013年7月にバイエルンに加入すると、数多くのタイトル獲得に貢献したのち、2020年9月にリヴァプールへと活躍の場を移した。2年目となる2021-22シーズンは、同クラブでのキャリアハイとなる公式戦39試合出場2ゴール5アシストをマークし、FAカップとカラバオ・カップ優勝を経験した。

 輝かしいキャリアを歩んできたチアゴだが、近年は度重なる負傷により徐々に出場機会が減少。今シーズンも、股関節の問題で4月を最後に離脱が続いていたが、4日に行われたプレミアリーグ第23節のアーセナル戦でベンチ入りを果たすと、85分から途中投入でピッチに立ち、アディショナルタイムを含めて約12間プレーした。

 しかし、約10か月ぶりの復帰を果たしたチアゴだったが、試合後に負傷が発覚。リヴァプールとの契約が今シーズン限りで満了を迎えることもあり、同クラブでの最後の試合となった可能性があるとも伝えられ、ケガの状態には注目が集まっていた。

 そんななか、リヴァプールを率いるクロップ監督が10日に行われるバーンリー戦を前にした記者会見でチアゴの状態について言及し、「トレーニングで傑出していた。だから、我々は彼を連れて行き、数分間プレーさせた。しかし、彼は筋肉の問題を抱えてしまった。程度はまだ分からないが、彼にとっても我々にとっても良いニュースではない。大きなケガではないが、現時点で状態は良くない」と現状を明かした。

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