デ・ロッシ監督、首位インテルとの一戦に向け“恐怖心”の放棄を求める「世界中のどのチームも勝てる」

 ローマを率いるダニエレ・デ・ロッシ監督が、インテル戦への意気込みを語った。9日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが同監督のコメントを伝えている。

 ジョゼ・モウリーニョ前監督の解任に伴い、1月16日にローマの指揮官へと就任したデ・ロッシ監督。着任当初はリーグ9位と低迷していたクラブを立て直し、現在は3連勝を達成しながら6位に浮上するなど、“レジェンド”の帰還によってローマは見事な復調を果たしている。

 そんなローマは、10日にセリエAで首位を走るインテルと対戦する。ここまで18勝3分1敗を記録し、圧倒的な強さを見せつける“ネラッズーロ”との一戦を控えたデ・ロッシ監督は、「私たちは勇気と知性、そして知識を持って準備している」とコメント。続けて、「世界中のどのチームも勝てるし、リーグ最強のインテルにもそうだ」と強い決意を明かした。

 また、「彼らはゲームを支配することに慣れているチーム」と対戦相手を分析しつつ、「彼らを悩ませるものがあることも知っている。自分たちが強いチームであり、素晴らしい試合ができることも分かっている」と自信を口に。さらに、「敬意を示しすぎると怖くなるし、怖くなれば負ける。彼らは強いから、明日は苦しむ瞬間もあるだろう」と警戒しながら、「自分たちが勝てるということを確信しなければならない。リーグ戦全体では彼らの方が強いが、1試合では負けることもある」と勝利へのこだわりを、指揮官自ら示している。

 一方で、15日にはヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16のフェイエノールト戦が待ち受けていることについて問われると、「私たちはインテルだけに集中している」と一蹴。「カップ戦はノックアウト方式だが、明日はベストメンバーで臨む。次の試合を考えてローテーションすることはない」と首位との大一番に全力を注ぐ意向であると明言した。

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