セリエAで首位を走るインテル、数字から見える強さ…今季喫した「10失点」は欧州5大リーグ最少

 セリエAのインテルが、ヨーロッパでトップクラスの数字を叩き出しているようだ。6日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 ここまで18勝3分1敗を記録し、勝ち点「57」の首位に立つインテル。4日に行われたセリエA第23節・ユヴェントスとの天王山を制し、1試合未消化ながらリードを4ポイントに広げるなど、無類の強さを見せつける同クラブだが、今シーズン“ネラッズーロ”がリーグ戦で積み上げた数字は、ヨーロッパ全体で見てもトップクラスであるようだ。

 同紙は、「試合数にばらつきがある」と前置きをしながら、欧州5大リーグにおけるインテルの記録を分析。その結果、同クラブが今季喫した「10失点」は、ブンデスリーガ首位を走るレヴァークーゼン(14失点)、ラ・リーガで首位に立つレアル・マドリード(15失点)を下回り、欧州5大リーグ最少であった模様だ。この結果に、「最大の強みは堅固さ」と述べながら、2位のレヴァークーゼンに4点差をつけたインテルの守備に対して称賛を送っている。

 また、攻撃陣に目を向けると、インテルの「51得点」は、バイエルン(59得点)、マンチェスター・シティ(54得点)、ジローナ、リヴァプール、レヴァークーゼン(52得点)に次ぐ数字である様子。この攻守両面での安定感により記録した得失点「+41」は、バイエルン(+40)、レヴァークーゼン(+38)を上回って最多を叩き出している。

 3シーズンぶりのセリエA制覇に向けリーグ戦15試合無敗を維持するインテル。その強さは、ヨーロッパ全体で見てもトップクラスであったようだ。

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