マンUに痛手…L・マルティネスが最低8週間の離脱へ、膝の内側側副じん帯損傷

 マンチェスター・ユナイテッドは6日、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスの負傷について発表した。

 L・マルティネスは現地時間4日に行われたプレミアリーグ第23節ウェストハム戦(3-0○)に先発出場。センターバック(CB)の一角として好パフォーマンスを披露していたものの、66分にライン際の接触プレーで右ひざを負傷。一度はピッチへ戻ったが、その後プレー続行が不可能となり、71分に元フランス代表DFラファエル・ヴァランとの交代を余儀なくされた。

 試合後、マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督は同選手の状態について「詳細を伝えることはできないが、悪いようだ」と戦線離脱の可能性を示唆。その上で「数日以内に詳細が判明し、正しい診断が下されるのを待たなければならない。何が起こっているか見てみよう。現時点で我々はこのことについて非常に残念に思っているが、それほど悪くないことを願っている。我々にはそれしかできない」とコメントしていた。

 クラブの発表によると、L・マルティネスはひざの内側側副じん帯を損傷したとのこと。少なくとも8週間程度は戦線を離脱することになるという。なお、イギリスメディア『BBC』によると、現時点で手術を受ける必要はないようだ。今回の発表に従えば、同選手は現地時間3月3日に行われる“マンチェスター・ダービー”はもちろん、4月3日のチェルシー戦や同6日のリヴァプール戦などを欠場する可能性が高い。

 L・マルティネスは自身の公式X(@LisandrMartinez)を更新。「みんなから受けた多大なサポートに心から感謝している。すぐに現場へ戻り、共に戦いたいと思っている。Always united!」と自身の思いを綴っている。また、マンチェスター・ユナイテッドは「リチャの早期の回復を祈り、シーズン終盤に彼がピッチへ戻ってくることを楽しみにしている」と伝えた。

 現在26歳のL・マルティネスは2022年夏にアヤックスからマンチェスター・ユナイテッドへ加入。すぐさまCBの主力に定着すると、昨シーズンは公式戦通算45試合に出場し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得とカラバオカップ制覇に大きく貢献した。今シーズンは負傷の影響で9月以降欠場が続き、ここまでの公式戦出場は10試合のみ。1月14日に行われたトッテナム戦で戦列復帰を果たしたばかりだった。

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