
<アジアパシフィック女子アマチュア選手権 事前情報◇31日◇サイアムCC(タイ)◇6309ヤード・パー72>
開幕前日に公式会見が行われ、ここに16歳の日本選手が参加した。2年ぶり2回目出場となる新地真美夏(共立女子第ニ高1年)が出席し、自ら英語で受け答えすることにチャレンジ。「4日間アグレッシブにプレーしたい」と意気込んだ。
昨年覇者のエイラ・ガリツキー(タイ)らと4人が登壇した。英語でされた質問に対してほとんどを英語で回答する堂々とした振る舞い。会見を無事に終えると「めっちゃ緊張しました(笑)。言いたいことは言えたかな」と安ど交じりの笑顔をみせた。
同じ舞台で行われた22年大会に出場し、トータル5アンダー・9位タイとトップ10入りを果たしている。「一昨年のイメージはまだ残っている。上がりのホールが難しくなっているので注意したい。あとは戦略が上手くいけば良いスコアが出ると思います」と、経験を生かしたマネジメントを目指していく。
そしてその前回大会は、ナショナルチーム加入する前のこと。今回はチームメンバーとして、“日の丸”のユニフォームとともに4日間を戦う。「めちゃくちゃうれしい。チームに入ったという実感が湧いたし、このユニフォームを着ているからより頑張ろうと思えます」という2年越しの喜びもある。
「順位的な目標は優勝。楽しみつつ、海外選手とコミュニケーションとって終えられるといいかな」と挑む一戦。「たくさんの経験と興奮が私を待っている。今週は楽しんで、ベストを尽くしたい」。大きく成長した姿を見せていきたい。