「誰もが驚いた」…クロップ監督の退任表明にDFコナテは奮起「命を捧げなければ」

 リヴァプールに所属するフランス代表DFイブライマ・コナテが、今シーズン限りでの退任を表明したユルゲン・クロップ監督について言及した。30日、クラブ公式サイトが伝えている。

 2015年夏からリヴァプールを率いているクロップ監督は、2018-19シーズンにチャンピオンズリーグ(CL)制覇、翌シーズンにはプレミアリーグ優勝を成し遂げるなど、これまで合計7つのタイトルを獲得。今シーズンもプレミアリーグで首位に立っているほか、ヨーロッパリーグ(EL)、カラバオ・カップとFAカップでも優勝の可能性を残している中で、26日に今シーズン限りで退任することを表明した。

 この発表に大きな衝撃が走っているなか、コナテも「もちろん、感情的になったよ。なぜなら、誰もこのようなことを予想していなかったからね。世界でさえもね!」と世間同様に驚いたことを明かした。

「誰もが驚いていた。でも、これはフットボールで、クレイジーなものだ。言葉はないし、この気持ちをどう説明したらいいのかわからないけど、僕たちは今シーズンの残りの間も彼と一緒にいるということを監督に示すことはとても重要だった。彼のため、僕たちのため、そしてファンたちのためにすべてを勝ち取りたいと思っている」

 さらに、これがチームにさらなる影響を与えるかと聞かれたコナテは「間違いなくね。彼がそれを言った時、僕は心の中で、これからの4カ月は彼のために自分の命を捧げなければならないと思ったね」とタイトル獲得に向けて全力を尽くすことを強調した。

 なお、31日に行われるプレミアリーグ第22節に続いて、2月25日に行われるカラバオ・カップ決勝でもチェルシーとの対戦が決定しているリヴァプール。チェルシーとの対戦はPK戦で決着した2021-22シーズンに行われたFAカップ決勝とカラバオ・カップ決勝を含め、直近の公式戦7試合すべての対戦で引き分けに終わっている。

 このことにコナテは「これはおかしいことだよ! カラバオ・カップ決勝に進出した時、僕は『またチェルシー!?』と言ったよ。彼らとは引き分けばかりだから、今回は勝利を掴む日になることを願っているよ」と語りながら、次のように続けた。

「チェルシーにはたくさん友達がいるから特別だよ。代表チームでの友達も多い。だから、これは2つの挑戦なんだ。チェルシーと対戦するということはビックチームと対戦することであると同時に、友達と対戦するということだ。もし、いい結果を得られなければ、代表チーム内で彼らがそのことについて話し始めることはわかっているし、そのような状況は望んでいないからね!」

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