
ローマを率いるダニエレ・デ・ロッシ新監督が、サレルニターナ戦を振り返った。29日、イタリアメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
ローマは、現地時間16日にジョゼ・モウリーニョ監督の解任を発表し、新監督にはクラブ史上2番目に多い公式戦通算616試合に出場したダニエレ・デ・ロッシ氏を招へい。29日に行われたセリエA第22節のサレルニターナ戦は、レジェンド率いる“新生ローマ”の2戦目となった。
試合は51分にパウロ・ディバラがPKを決めて先制に成功すると、66分にはロレンツォ・ペッレグリーニが追加点を奪取し、リードを2点に広げた。その後、70分に1点を返されたものの、2-1で勝利を飾った。
ローマ指揮官就任後2連勝を達成したデ・ロッシ監督は試合後、「我々はゴールの近くでシュートを打てなかったし、ボールを動かすのが遅かったと思う。その一方で、我々は試合をコントロールしようと努めていた。そこに加えて、隙を見てハゲワシのようにシュートを打ち、ボックス内に飛び込めるようになったら、我々は非常に良いチームとなるだろう。我々は試合のさまざまな瞬間を読むことに取り組まなければならない」と反省点を口にしつつ、試合を振り返った。
さらに「サッカーでは何でも話すことができるが、試合ではデュエルに勝たなければならない。残りは哲学だ。もし選手たちがデュエルに勝てなかったらそれは私のせいだ。特定のメカニズムに取り組むには時間が必要だし、少しずつ改善していくつもりだ」と続け、今後の戦いに向けて意気込んだ。