安田祐香やのちの世界ランク1位も輩出 アジア女子アマ歴代覇者おさらい

アジア地域のアマチュア女子ゴルファーNo.1を決める戦いが2月1日(木)に開幕する。日本勢からは6人が出場し、優勝者には「AIG女子オープン」(全英)などの海外ツアー出場権が与えられるビッグマッチ。今年で6回目の開催だが、これまでの優勝者を振り返る。
2018年大会を制して初代覇者に輝いたのは、当時15歳だったアタヤ・ティティクル(タイ)。笹生優花らとの三つ巴のプレーオフを制し優勝した。その前年には欧州女子ツアー「タイランドチャンピオンシップ」で史上最年少となる14歳4カ月での優勝を遂げた逸材が、初代タイトルを手にした。

のちに米ツアーメンバー入りすると、ルーキーイヤーで2勝。19歳8カ月11日で世界ランキング1位に輝いた。米国女子ツアーでも一大勢力のタイを引っ張る存在として、活躍を続けている。

ザ・ロイヤルGC(茨城県)で開催された19年大会で、日本勢初のチャンピオンになったのは当時18歳の安田祐香。2位以下に8打差をつける圧勝だった。優勝の資格で同年の「エビアン選手権」に出場し、初の海外メジャーながらローアマチュアを獲得。大舞台でも存在感を放った。

コロナ禍の影響により20年大会は開催中止に。21年大会はアラブ首長国連邦のアブダビで開催。当時19歳で東北福祉大1年生だった橋本美月(現3年生)が最終日に3打差を逆転し、大会初出場での涙の初優勝を遂げた。なでしこによる2大会連続制覇となった。

22年には台湾のファン・ティンシュアン、昨年はタイのエイラ・ガリツキーが5打差をつけて優勝した。

来たる第6回大会には大会初の2勝を狙う橋本、昨年10位で終えた寺岡沙弥香、フィールドで世界アマランキング2番手につける六車日那乃、「日本女子アマ覇者」の飯島早織(ルネサンス高3年)、吉田鈴、新地真美夏(共立女子第二高1年)が出場する。日本勢3人目のチャンピオン誕生に期待したい。

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