
ボローニャに所属するU-21オランダ代表FWジョシュア・ザークツィーが、ビッグクラブから熱視線が注がれているようだ。25日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
フェイエノールトやバイエルンの下部組織で育った現在21歳のザークツィーは、2019年12月にバイエルンのトップチームでデビュー。しかし各国のタレントが集うバイエルンではまとまった出場機会を得ることが出来ず、他クラブへのレンタル移籍を繰り返した。このような状況もあって、ザークツィーは2022年夏にボローニャに完全移籍で加入。すると、ここまで公式戦通算43試合に出場して10ゴール6アシストを記録。今季もここまで公式戦22試合に出場して8ゴール4アシストをマークしており、チームの攻撃陣を牽引している。
今回の報道によると、そんなザークツィーにミランやナポリ、マンチェスター・ユナイテッドが関心を寄せているようだ。ミランとナポリはかねてからザークツィーの動向を注視している模様で、特にナポリはナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンが今夏に退団するとも噂されているため、その後釜として同選手の獲得に動く可能性があるという。また、マンチェスター・ユナイテッドは、昨夏にアタランタから獲得したデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドの移籍金と同等の金額である約8000万ユーロ(約128億円)を支払う準備も出来ていると報じられている。
ビッグクラブから熱視線が注がれているザークツィーだが、果たして、ステップアップはあるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。