アトレティコ、レンタル移籍でのキーン獲得に近づく…すでに口頭合意との報道も

 アトレティコ・マドリードがイタリア代表FWモイーズ・キーンの獲得に向けてユヴェントスとの交渉を継続しているようだ。26日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在23歳のキーンはセンターフォワード(CF)を主戦場とするプレーヤー。トリノの下部組織を経てユヴェントスの下部組織へ加入し、2017年夏にトップチーム昇格を果たした。その後はヴェローナやエヴァートン、パリ・サンジェルマン(PSG)でのプレーを経て、2021-22シーズン開幕前にユヴェントスへ復帰。同クラブではここまで公式戦通算115試合に出場し22ゴール3アシストをマークしている。

 しかし、今シーズンはセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチが得点を量産している影響もあり、出場機会が減少。セリエAではここまで12試合に出場しているものの、スタメン起用は6試合に留まっている。そんなキーンはかねてから今冬の移籍市場でのレンタル移籍の可能性が取り沙汰されており、アトレティコ・マドリードがユヴェントスとの交渉を進めていることが明らかになっていた。

 そんななか、今回の報道によると、アトレティコはキーンをレンタル移籍で獲得することで既にユヴェントスと口頭合意に至っているとのこと。一時はキーン獲得の前にアルゼンチン代表FWアンヘル・コレアを売却したいというアトレティコ側の思惑もあり、ユヴェントスとの交渉はやや減速気味だと報じられていたが、現在は前向きに交渉が進められており、近日中に正式発表が行われる可能性もあるようだ。

 キーンの獲得に大きく近づいているアトレティコだが、無事交渉を成立させ、今冬にチームに迎え入れることはできるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

externallink関連リンク

●マンCに敗れてFA杯敗退のトッテナム…指揮官「上手く試合に入ることができなかった」●ナポリのデ・ラウレンティス会長、今季終了後のオシムヘン退団を認める「この夏にすでにそれを知っていた」●リヴァプールの次期指揮官候補と報じられるシャビ・アロンソ監督「次のステップを考える時期ではない」●ウェストハムにレンタル加入したK・フィリップス「モイーズ監督は2年ほど前から僕のことを狙っていた」●GS無失点で決勝Tへ…タイ代表の石井正忠監督は課題を口に「攻撃面を徹底的に分析」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)