
インテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの代理人を務めるアレハンドロ・カマノ氏が、同選手とクラブの新契約について言及した。24日、イタリアメディア『フットボールイタリア』がコメントを伝えている。
現在26歳のラウタロは母国の名門ラシン・クラブで頭角を表し、2018年夏にインテルへ完全移籍で加入した。すぐさま前線の主軸に定着すると、ここまで公式戦通算265試合の出場で123ゴール41アシストを記録し、セリエA制覇や2度のコッパ・イタリア優勝に大きく貢献。キャプテンに就任して迎えた今シーズンもここまで公式戦27試合の出場で21ゴール5アシストをマークし、チームを牽引している。
そんなラウタロとインテルの現行契約は2026年6月末までとなっているものの、その活躍ぶりからヨーロッパの多くのビッグクラブが熱視線を注いでいることに加え、昨夏にはサウジアラビアのクラブから“ビッグオファー”が届いたとも伝えられていた。そんななか、ラウタロの代理人を務めるカマノ氏が『Radio Sportiva』のインタビューに応え、同選手とインテルの契約延長について言及し、「彼は非常に高いレベルにあり、合意を見つけるのは簡単ではない。議論すべき多くの側面がある。今日はまだ本当の合意には至っていないので、我々は落ち着いてインテルと絶えず話し合うつもりだ」と未だ合意に至っていないことを明かした。
また、ラウタロ本人は6日に行われたセリエA第19節のヴェローナ戦(2-1で勝利)後のインタビューで、インテルとの契約延長について「僕たちは間違いなく近いうちに合意に達するはずだ。タイミングは分からないけれどね」と合意が間近に迫っていることを明かしていた。
代理人から未だ合意には至っていないことが明かされたが、インテルとの契約延長に前向きな姿勢を示しているラウタロ。新契約の発表が待たれるところだ。