
つかまるドライバーといっても、スライサー限定のクラブだけではなく、ゴルファーのスイングや打ちたい球筋に合わせて3つのタイプがあると語るのは、ゴルフ雑誌ALBAでテスターとして数々のクラブを打ってきた伊丹大介だ。
「フェースが左を向くことに特化した『つかまりすぎるタイプ』のドライバーは、どうしてもフェースが開いて当たるスライサーには救世主のようなクラブですが、球をつかまえられる人が打つと、引っかけなど左へのミスが出る怖れがあります。ある程度、自分で球をつかまえられる人に合うのは、直進性とつかまりの良さをバランス良く備えた『ナチュラルにつかまるタイプ』のドライバーがオススメです」
また、クラブのボールのつかまりを決める主なスペックは、『重心角』、『ライ角』、『フェース角』、『重心距離』の4つある。
重心角、ライ角、フェース角が大きいほどフェース面が左を向きやすく、重心距離が短いほどフェースが返りやすいため、インパクトでフェースが開いて当たるのを抑えることができる。これらのスペックも参考にしながら、自分に合ったドライバーを見つけよう。