御殿場で開催の欧州ツアー ISPS半田会長が明言「ジュラシックパークを作る」

24日、静岡県御殿場市の太平洋クラブ御殿場コースで、「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」(4月25~28日)の大会開催記者会見が開かれた。国際スポーツ振興協会(ISPS)の半田晴久会長をはじめ、青木功JGTO会長、堀川未来夢らが会見に登場した。
昨年、史上初のDPワールド(欧州)ツアーと、国内男子ツアーの共催大会がPGM石岡GC(茨城県)で行われた。第2回目となる今年は舞台を太平洋クラブ御殿場Cに移して開催される。世界的な大会が行われてきた同コースで開催したいという思いで、半田会長が太平洋クラブ御殿場Cに打診。開催が実現した形だ。

会見に出席した青木会長は「今年も大会が開催されうれしく思います。両ツアーの選手が同じフィールドで戦い、技術的にも精神的にも大きな刺激を受けることと思います。選手たちにはこの大会を通じて、たくさんのことを学んでもらいたい」と開催への喜びを表すとともに、選手たちの活躍に期待した。

ISPSの半田会長は「世界の舞台に飛び出したい、という選手達にいい影響を与えている。欧州と日本をつなぐ架け橋になり、楽しみの多い男子ゴルフにしたい」と第2回目の大会を迎えるにあたり、手ごたえを感じているようだ。また、男子ゴルフの人気向上にも積極的。大会期間中に「富士の裾野にジュラシックパークを作る」ということを明言。ほかにもお化け屋敷を作ることも明かした。「想定外のことをするのがISPS」。これまでにない大会となりそうだ。

最後に堀川からもコメント。「昨年は日本勢が優勝できなかった。(レベルが)まだまだ足りない。こういう試合があると、(日本勢)のレベルが分かる」と昨年の雪辱に燃えている。コースが変わることについては「富士山もあり、景色が奇麗なコース。高速グリーンを欧州選手に体験してもらいたい」と日本が誇る難コースのすごみを感じてほしいと話した。

昨年に引き続き、アーニー・エルス(南アフリカ)、ラファ・カブレラ・ベロ(スペイン)らの参戦も発表された。半田会長は「ヨーロッパ、日本のトップレベルのプロを、地元の子供たちにも見てほしい。世界レベルの技術を体感できる」と語った。(文・齊藤啓介)

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