マンCがなでしこMF長谷川唯と2027年までの契約延長を発表！「これ以上ないくらい幸せ」

　マンチェスター・シティは23日、日本女子代表（なでしこジャパン）MF長谷川唯との契約を2027年まで延長することをクラブ公式サイトで発表した。

　現在26歳の長谷川は、日テレ・東京ヴェルディベレーザの育成組織出身。2015年から2019年にかけてはプレナスなでしこリーグ1部の5連覇に貢献し、2021年1月にミランへ完全移籍した。同年8月にウェストハムに活躍の場を移すと、2022年9月にはマンチェスター・シティに完全移籍。チームの主力として存在感を示し、イングランドプロサッカー選手協会（PFA）の選出する2022－23シーズン女子年間ベストイレブンにも選ばれた。

　契約延長に際し、長谷川は「これ以上ないくらい幸せです」とコメント。契約延長の喜びを噛み締めつつ、以下のように続けた。

「契約延長を決めた最も大きな理由の一つがサッカーのスタイルです。このチームのスタイルが大好きです。私はリーグ戦、チャンピオンズリーグ、そしてカップ戦を勝ち取りたいので、ここに残ることを決めました」

「今年、私たちは大きく進歩していますし、多くのものを築き上げています。リーグ戦とカップ戦のタイトルを勝ち取るチャンスがあるのはとてもエキサイティングです。本当にリーグ戦で優勝したいですし、シティでチャンピオンズリーグをプレーし、優勝を成し遂げたいんです。みんな優しいし、サッカーも素晴らしい。ここで本当に幸せです！」

　また、マンチェスター・シティを率いるガレス・テイラー監督は以下のようにコメントし、長谷川との契約延長を歓迎している。

「長谷川唯がクラブとの契約を延長してくれて、我々はとても幸せだ。彼女はここに来た時からトップクラスだった。ボールの無い場面での動きは素晴らしく、プレーを読む能力に秀でているし、プレッシャーを受けた状況でのプレーの質も高い。ピッチ内外で彼女が与えるインパクトは明白で、長谷川が2027年まで契約を延長してくれて本当に幸せだ」