さまざまなアーティストが一発撮りのパフォーマンスを披露し、人気を博しているYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」だが、昨年12月29日にアップされた動画では、櫻坂46・藤吉夏鈴が「Start over!」を披露。さらに1月10日には山崎天が「五月雨よ」を歌う動画も投稿され、話題を集めている。そこで本記事では、この度「THE FIRST TAKE」に登場した2人を中心に、櫻坂46の中でも歌唱力に定評のあるメンバーを紹介したい。
櫻坂46の4thシングル『五月雨よ』や、1stアルバム『As you know?』リード曲「摩擦係数」などの楽曲でセンターを務めてきた（「摩擦係数」は森田ひかるとのWセンター）山崎は、今回「THE FIRST TAKE」で自身のセンター曲「五月雨よ」をソロ歌唱。山崎は同チャンネルへの出演にあたって、「この楽曲が櫻坂の中で一番難しかったというか、自分の中に歌詞を落とし込むまですごく時間がかかった」としつつ、「いつも支えて下さるファンの方を想いながら歌わせていただきました」と語っていた。そんな山崎の歌声に対して、視聴者からは「18歳とは思えないぐらい堂々とした 歌声に感無量」「天ちゃんの綺麗な声と生オケは最高でした」「めちゃくちゃ良かった…」といった絶賛の声があがっており、ダンスパフォーマンスにも定評がある山崎の新たな魅力が広まったと言えそうだ。
1月29日より放送スタートのドラマ『作りたい女と食べたい女』シーズン2（NHK総合）や、1月19日からWOWOWで放送・配信開始の連続ドラマW-30『アオハライド Season2』に出演するなど、女優業にも挑戦している藤吉。そんな彼女は、「THE FIRST TAKE」では、『第74回NHK紅白歌合戦』でも披露した「Start over! 」をソロでパフォーマンス。「ガラス細工のような歌声は中毒性がある」「いつもと違うギャップが本当惹きつけられる」「何回も聴いてしまう」という声があがるなど、彼女もまた歌という分野で新たな一面を見せたと言えるだろう。藤吉は同チャンネルの公式インタビューの中で「グループから一人で出てっていうのがどうなんだろうと思ってたんですけど、バンドの皆さんと楽しめたんじゃないかなって思います」と笑顔で語っており、緊張しつつもソロ歌唱を楽しめたようだ。
そして、1月31日～2月1日に開催予定の卒業コンサートを最後に櫻坂46から卒業することを報告している小林由依も、かつてはフォークデュオ・ゆいちゃんずとして持ち前の歌唱力を披露するなど、グループの中でも屈指の実力を持っている。1月11日には、卒業に先駆けてソロ楽曲「君がサヨナラ言えたって・・・」のMVが公開され、美しい衣装をまとった小林が華麗なダンスや歌声を披露。視聴者からは「背景、表情、そして切なげな歌声どれも最高でした」「こんな素敵なMVが見られて本当に嬉しい」「衣装を振り切って軽やかに舞う姿が目に焼き付いて離れません」という声が寄せられていた。その卓越したパフォーマンスと歌声は、彼女の卒業後も多くのファンの心に残り続けることだろう。
また、キャプテンとしてグループを牽引している松田里奈も、高い歌唱力を持っているメンバーの1人だ。2020年リリースの1stシングル『Nobody’s fault』TypeDに収録されている個人PV『ある夏の日、放送室で。』で歌声を披露した際には、「胸に刺さる歌声」「ソロでも聴きごたえがある」「この人の歌はもっと推していい」という声があがっており、その歌唱力はファンもお墨付きだ。グループの冠番組『そこ曲がったら、櫻坂？』（テレビ東京系）では、メンバーが選ぶ「歌が上手い人」1位に選ばれたこともあり、スタジオでaikoの「KissHug」を披露し、MCの澤部佑（ハライチ）から「上手い」と称賛された。今後ソロで歌唱する機会が増えることに期待したい存在だ。
立て続けに「THE FIRST TAKE」という注目度の高いチャンネルで、メンバー2人がパフォーマンスした櫻坂46。これをきっかけに櫻坂46のポテンシャルが多くの人に知れ渡ると共に、歌声にも注目が集まるのではないだろうか。この先の活躍にも注目したい。
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