
【モデルプレス=2024/01/17】「第170回芥川龍之介賞・直木三十五賞」の選考会が17日、都内で行われ、河崎秋子氏(※「崎」は正式には「たつさき」)『ともぐい』と万城目学氏『八月の御所グラウンド』が直木賞受賞作に決定した。
【写真】加藤シゲアキ、3年ぶり長編小説に手応え「道は間違ってなかった」
◆加藤シゲアキ、直木賞受賞ならず
2作連続での候補になったNEWS加藤シゲアキによる『なれのはて』は受賞ならず。このほか、嶋津輝氏『襷がけの二人』、万宮内悠介氏『ラウリ・クースクを探して』、村木嵐氏『まいまいつぶろ』がノミネートされていた。
◆芥川賞は九段理江氏
なお、同時に発表された「芥川賞」は九段理江氏の『東京都同情塔』に決定。そのほか、安堂ホセ氏『迷彩色の男』(文藝秋季号)、川野芽生氏『Blue』(すばる8月号)、(新潮12月号)、小砂川チト氏『猿の戴冠式』(群像12月号)、三木三奈氏『アイスネルワイゼン』(文學界10月号)がノミネートされていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】