米女子下部ツアーは賞金→ポイントランキング制に変更 シーズン賞金総額も史上最高額を更新

米国女子ツアーは下部エプソン・ツアーの2024年スケジュールを発表した。賞金総額が史上最高額となり、またランキングがポイント制へ変更されることを明らかにした。
大会は米国12州で20試合が開催され、賞金総額は500万ドル(約7億円)。各大会の平均賞金額も25万ドル(約3680万円)となり、昨年の平均賞金額の22万7千ドル(約3300万円)から増額している。

さらに、これまでは来季レギュラーツアーカードを賞金ランキングで決めていたが、ポイントランキングによって競われることになる。各トーナメントの優勝者には500ポイント(pt)、2位に320pt、3位に230pt…が付与される。最終戦「エプソン・ツアー選手権」では獲得ポイントが30%増となり、優勝者は650ptを獲得する。

ポイントレースで上位10位タイまでの選手が来季レギュラーツアーの切符を手にすることができる。

コミッショナーのモリー・マーコックス・サマン氏は「ポイント制への変更は、次世代のLPGAスターを発掘し、育成させるという取り組みを反映したもの。この変更がツアーに素晴らしい側面を加えると信じている」と期待を口にした。

3月8日に米フロリダ州で開催される開幕戦「フロリダ・ナチュラル・チャリティ・クラシック」でシーズンがスタートし、10月3日開幕の「エプソン・ツアー選手権」で最終戦を迎える。また「アトランティックビーチ・クラシック」と「オッタークリークチャンピオンシップ」が新規大会として追加された。

同ツアーでは、昨年12月の「Qシリーズ」(米最終予選会)を62位タイで終えた馬場咲希が出場権を獲得している。

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