
セリエA第20節が14日に行われ、ラツィオとレッチェが対戦した。
今季のラツィオは開幕直後からなかなか安定して勝ち点を積み上げられていなかったものの、現在は3連勝と波に乗っており、全体での成績も9勝3分7敗と勝ち越している。10日にはコッパ・イタリア準々決勝でローマとのダービーマッチを1-0で制し、公式戦4連勝中だ。
今節は、現在セリエAで3戦未勝利となっているレッチェとホームで激突。ラツィオは負傷明けのルイス・アルベルトや、マテオ・グエンドゥージ、マッティア・ザッカーニらがスタメン入り。鎌田大地は前述のローマ戦に続き、公式戦2試合連続でベンチからのスタートとなった。
試合は、鋭い攻撃を仕掛けるアウェイのレッチェがよりゴールの可能性を感じさせる展開に。苦しい時間の続いたラツィオの枠内シュートはグスタフ・イサクセンの1本のみに終わった。しかし、先手を奪ったのはホームのラツィオ。ゴールレスのまま後半を迎えると58分、右サイドからの楔のパスをボックス中央のルイス・アルベルトがワンタッチでボックス左のフェリペ・アンデルソンへ。これをフェリペ・アンデルソンが右足で突き刺し、ゴールネットを揺らした。
その後はリードを奪ったラツィオがペースを握り、試合は1-0のまま終了。ベンチスタートとなった鎌田に出場機会は訪れなかった。この後、ラツィオはサウジアラビアへ移動し、“ファイナル4”形式となったスーペルコッパ・イタリアーナの準決勝で19日にインテルと対戦。一方、レッチェは21日に次節のセリエAでユヴェントスをホームに迎える。
【スコア】
ラツィオ 1-0 レッチェ
【得点者】
1-0 58分 フェリペ・アンデルソン(ラツィオ)