欧州男子ツアーの最高責任者キース・ペリー会長が辞任 カナダのエンターテインメント社に転職へ

DPワールド(欧州男子)ツアーの最高責任者であるキース・ペリー会長(カナダ)が辞任、転職先はカナダのメープルリーフス・スポーツ&エンターテインメント(以下MLSE)であると地元メディアのTSNが報じた。正式発表は、早ければ現地時間11日(木)にされる予定。
MLSEはカナダ最大のエンターテインメント社でNHL(ナショナルホッケーリーグ)のトロント・メープルリーフス、NBAのトロント・ラプターズを含む6つのプロスポーツチームの親会社として知られている。また商業施設の運営も行い、ラプターズの本拠地でもある、トロントのスコティアバンク・アリーナなどのアスレチックファシリティを所有する。

ペリー氏は2015年から欧州ツアーのチーフ・エグゼクティブとして同ツアーを率いてきたが、その以前はカナダのロジャーズスポーツ&メディアでNHLとの50億ドルの契約を成立させるなど、辣腕(らつわん)を振るった。MLSEに転職後はマイケル・フリスダール氏に替わりプレジデントおよびチーフ・エグゼクティブに就任するという。

欧州ツアーは現在、米国男子ツアーとともにLIVゴルフを支えるサウジアラビアの政府系ファンド『PIF』との統合合意に向けて話し合いを進めている。昨年12月31日までに設けられた締切が延長され、春までの合意を目指している。欧州ツアーは今週からシーズンが再開され、アラブ首長国連邦で「ドバイ招待」が行われている。(文・武川玲子=米国在住)

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