サンチョの古巣復帰の可能性は? ドルトムントCEOが獲得の噂に言及

 ドルトムントのCEOを務めるハンス・ヨアヒム・ヴァツケ氏が、マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWジェイドン・サンチョについて言及した。9日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 現在23歳のサンチョは2021年夏に移籍金7300万ポンド(約134億円)でドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに加入。昨季は公式戦41試合に出場し、7ゴール3アシストを記録した。

 さらなる活躍が期待された今季だったが、サンチョは9月3日に行われたプレミアリーグ第4節のアーセナル戦(1-3で敗戦)でメンバー外に。試合後、その理由について聞かれたエリック・テン・ハフ監督は「ジェイドンはトレーニングのパフォーマンスに基づいて選ばなかった」と説明。しかし、この発言を受け、サンチョは自身のX(旧ツイッター)で指揮官が説明したメンバー外の理由を真っ向から否定した。

 このことをきっかけにサンチョはテン・ハフ監督との関係が悪化。現在はトップチームから外れており、今冬での退団が濃厚視されている。そんなサンチョに対しては古巣であるドルトムントが関心を寄せているとも伝えられ、レンタルでの獲得に向けてすでに交渉が行われたとも報じられた。

 そんななか、ドルトムントのCEOを務めるヴァツケ氏がサンチョ獲得の噂について言及し、「私たちはマンチェスター・ユナイテッドと良好なコミュニケーションが取れている。私は楽観視しているし、彼を連れて来たいと思っているが、まだ結果を発表できる段階ではない」と移籍に向けて交渉が行われていることを認めたものの、明言を避けた。

 なお、サンチョ本人もドルトムント復帰を希望しているとも伝えられているが、果たして、どのような結末を迎えるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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