コリン・モリカワのシューズ選びのポイント“構えたときの見た目” 勝負カラーは赤?

アディダスゴルフの契約プロであるコリン・モリカワ(米国)が、ハワイで行われた同社のイベントに登場した。そこで、シューズへのこだわりやウェアの勝負カラーについて話してくれた。
モリカワがシューズを選ぶときに何よりも重要視しているのは「見た目だね」と笑顔で答えた。「横から見たシューズの面のかっこよさも大事なんだけど、一番重要視してるのが、アドレスしたときに見えるところ(正面)。めちゃくちゃこだわっているよ」とシュ―ズのつま先部分を指さした。

「いろんなラインが入っていたりすると、それが視界に入ってスクエアに構えられなかったりとか、パターがしづらいとかってなるからね。まずは見た目がとても重要」と話した。アディダスゴルフのモデルプレイヤーとしてファンが見るような部分と、自分がアドレスしたときに目に入るシュ―ズの正面側は特に気にしているようだ。

さらに続ける。「あとは安定性。横方向の安定性に加えて、グリップ力。グリップロックに関しては、やっぱりどんなコンディションとかでも滑らないという自信や、余計なことが入ってこないぐらいの信頼感が必要」。とりわけアップダウンのあるコースで試合をするときなどは、どんなライでもパフォーマンスを発揮できるような“安定感”が重要となる。

そして、そのシューズとの“信頼感”を作り出すには、「かなり長い期間テストをしている。ただスイングするだけではなくて、球を打ってない間とかでも、歩いたりして馴染ませて信頼感を作っていくぐらい」と自身にあったシューズにするために試行錯誤を重ねているという。「シューズはそれぐらい大事」と、年間を通してともに戦うフットウェアの重要さを話してくれた。

ゴルフウェアの勝負カラーについては、「最初ツアーに出てきたときは、わりとオールブラックのコーデを最終日に着るのがお決まりだったんだけど、一時期あまり調子が良くないときに、ちょっと変えてみようと思って」と気分転換にいろいろなカラーを着用したという。

そして「不調から抜け出して挙げたZOZOでの優勝は、僕にとってとても大きな意味があった。そのとき赤と白のパンツを履いてたので、赤がいいのかなって感じ」。昨年、日本で開催された米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」で2年ぶりVを果たした。そのときに着用していた赤のウェアを、その後の「ヒーローワールドチャレンジ」でも最終日に着用。

だが、「そのときはあまり結果が良くなかったので(笑)。試行錯誤しようと思っているよ。いまは、ちょっと赤が気に入ってるかな」とまだ悩み中とのこと。果たして、何色がモリカワの勝負カラーになるのか。プレーももちろんだが、着用するウェアにも注目していきたい。(文・高木彩音)

externallink関連リンク

米国男子ツアー 2024年大会日程一覧 渋野日向子が今年着用したいカラーは“淡い色” シューズにもこだわり「履き心地と安定性が一番」 モリカワら選手たちが鎮魂 マウイ島で起きた山火事の被災者へ祈りを込めて… “パット迷子”の松山英樹 開幕戦58位に不満「結果が欲しい」 タイガー・ウッズがナイキと契約終了を発表 27年間のパートナーに終止符
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)