
チェルシーに所属するフランス代表FWクリストファー・エンクンクが、またも負傷した模様だ。6日、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。
現在26歳のエンクンクは、昨年6月にライプツィヒからチェルシーに完全移籍。ブンデスリーガでの4シーズンで公式戦172試合に出場して70ゴール56アシストを記録した。プレシーズンでは好調ぶりを発揮し、チェルシーサポーターからの期待値も高かった。
しかし、エンクンクはシーズン開幕直前の8月2日に行われた親善試合のドルトムント戦で膝を負傷。手術を受け、長期離脱を余儀なくされた。
先月19日に行われたカラバオカップ準々決勝のニューカッスル戦で、エンクンクは長期離脱から復帰。ようやく新天地デビューを飾ったが、『フットボール・ロンドン』によると、またも負傷にみまわれてしまったようだ。今月6日に行われたFAカップ3回戦のプレストン戦(〇 4-0)後の記者会見に出席したマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、前日練習でエンクンクが股関節を痛めたことを明かした。
「彼は昨日のトレーニング後に股関節の問題を抱えていた。今後の数試合に向けて準備できるかどうか確認する必要がある」
ポチェッティーノ監督は「我々は彼にプレッシャーをかけたくない」と、エンクンクの状態について深く語ろうとはしなかった。チェルシーは、9日にカラバオカップ準決勝第1戦のミドルスブラ戦を控えている。