
日本代表MF三笘薫が所属するブライトンがアルゼンチンの“強豪”ボカ・ジュニオルスのU23アルゼンチン代表MFバレティン・バルコの獲得に大きく近づいてるようだ。5日、スペインメディア『アス』が伝えている。
現在19歳のバルコは2014年より、ボカの下部組織に入団し、2021年にトップチームデビュー。また、イギリスメディア『ガーディアン』が若手の有望選手らを選出する「ネクスト・ジェネレーション」の2021年版にも選出された逸材だ。左サイドを主戦場とする同選手は、今季ここまで公式戦30試合に出場し、各国のビッククラブから注目を集める存在となっている。
昨年の6月にも、ブライトン、マンチェスター・シティが獲得に乗り出していたが、その時は実現しなかったようだ。そんな中、今冬の移籍市場で獲得を目指すブライトンが再びオファーを提示したとのこと。その内容とは、1000万ドル(約14億3000万円)の契約解除金よりも低い900万ドル(約12億7000万円)に加え、同選手が他クラブへの移籍した際に、残りの10%を支払うという条件だったようだ。
『サン』によれば、このオファーもボカは拒否する可能性が高いものの、ブライトンは契約解除金の1000万ドルを満額支払う用意があるとのこと。また、アルゼンチンの『TrC』は9日に契約解除金が1400万ドル(約20億3000万円)に上昇すると指摘。しかし、バルコのブライトン移籍は目前に迫っているとも伝えている。