
ドルトムントが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWジェイドン・サンチョに関心を示しているようだ。2日、イギリスメディア『BBC』や同『スカイスポーツ』などが伝えている。
現在23歳のサンチョは、2017年夏にマンチェスター・シティの下部組織からドルトムントに完全移籍。公式戦通算137試合の出場で50ゴール58アシストを記録する活躍を披露し、2021年夏に移籍金7300万ポンド(約131億円)でマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍した。
マンチェスター・ユナイテッドではこれまで公式戦通算82試合に出場し、12ゴール6アシストを記録。今季のプレミアリーグでは開幕から3試合連続で途中出場を果たしていたものの、エリック・テン・ハフ監督との関係が悪化し、現在はトップチームの構想から外れている。
そんなサンチョに対して、古巣のドルトムントが関心を示している模様で、今シーズン終了までとなるレンタル移籍に向けてすでに最初の交渉は行われたことが報じられている。
また、ドイツ紙『ビルト』によると、両クラブは合意に近づいており、今週中にサンチョがドルトムントのトレーニングキャンプに参加することも期待されているという。なお、給料の一部をマンチェスター・ユナイテッドが負担するものの、ドルトムントはレンタル料も含め、総額300万ユーロ(約5億円)ほどを支払うことが予想されている。
サンチョ自身はドルトムント復帰を希望していることから、交渉が成立するかはマンチェスター・ユナイテッド次第とも伝えられているが、果たして同選手は2年半ぶりに古巣に復帰することになるのだろうか。