前半PK失敗も後半4点関与の大爆発のサラー、活躍のきっかけはスパイク交換?

 リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが4-2で勝利したニューカッスル戦での裏話を明かした。2日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 リヴァプールは、1日行われたプレミアリーグ第20節でニューカッスルと対戦。先発した“エース”のサラーは、22分にコロンビア代表FWルイス・ディアスが獲得したPKのキッカーを務めたものの、正面に蹴ったシュートはニューカッスルのGKマルティン・ドゥブラフカによって止められてしまった。

 この日は不調かと思われたが、後半になると爆発。まず、49分に右からのクロスを冷静に沈め先制点を奪取。同点に追いつかれた74分では右サイドから裏へ通したスルーパスがカーティス・ジョーンズの勝ち越しゴールを呼び込んだ。78分に右サイドからアウトサイドで美しいパスをFWコーディ・ガクポに通し、アシストを記録。最後には、87分にこの日2度目のPKチャンスは確実に決め、結果的に4ゴールすべてに絡む大活躍となった。

 試合後のインタビューでサラーは「スパイクを変えたんだ」と語り、ハーフタイムにスパイクを履き替えた理由については「僕はいつもたくさんのスパイクでプレーしているから影響はないと思う。だけど、頭で(スパイクが原因でPKを失敗したと)考えてプレーしそうになっていたから履き替えたんだ」と説明した。

 後半に大活躍をしたことについては、「後半開始前に『スパイクを変えてもゴールできなかったら』と考えたくはなかった。だから、気持ちを落ち着かせて後半に臨んだよ」と、気持ちを切り替え平常心でプレーしたことを強調した。

 最後に、エジプト代表としてアフリカネーションズカップに参加するために自身がチームから離脱することにも言及。チームメイトへの厚い信頼を口にした。

「僕がいなくても、(リヴァプールの)選手たちはなんとか試合に勝てると確信している。僕たちには素晴らしい選手たちがいて、本当に質が高い。彼らはプレッシャーを遠ざけて、ただ自分たちのサッカーをするだけでいい。リヴァプールにはそれだけの選手がいる」

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