
アーセナルの日本代表DF冨安健洋が新たな長期契約締結に迫っているようだ。移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が1日、自身のX(旧Twitter)を更新し、進捗状況を伝えている。
2021年夏の移籍市場でセリエAのボローニャからアーセナルに加入した冨安は、ここまで同クラブで72試合に出場(1得点)し、左右のサイドバックを務めるなど、マルチな働きを見せてきたが、昨季のセリエA王者でもあるナポリとの関連が報じられなるなど、その去就が注目を集めていた。
しかし、ロマーノ氏は「アーセナルと冨安の交渉は最終段階に差し掛かっており、昇給を含めた新たな長期契約が合意間近である」と主張。冨安が「1月の移籍市場でアーセナルを離れることはない」との見解を示し、イタリアのクラブとの関連がある一方で、「冨安は100パーセント、アーセナルの構想に含まれている」と伝えている。
左足のふくらはぎ付近を負傷して戦列から離れていた冨安は先日、プレミアリーグ第20節のフルアム戦でベンチ入りを果たし、後半から途中出場。公式戦7試合ぶりの戦列復帰を果たしたが、アジアカップに臨む日本代表に選出されたことを受け、チームから離脱することが決まっている。
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