昨夏ライプツィヒにレンタル移籍も…リヴァプール、F・カルヴァーリョの復帰を発表!

 リヴァプールは12月31日、ライプツィヒにレンタル移籍していたU-21ポルトガル代表MFファビオ・カルヴァーリョが復帰することを発表した。

 現在21歳のF・カルヴァーリョはポルトガルの首都リスボン出身。元々はベンフィカの下部組織に所属していたが、2013年に家族でイングランドに移住した。2015年にフルアムのアカデミーに加入すると、2020年9月にトップチームデビューを飾った。2021-22シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で36試合に出場し、10ゴール8アシストを記録。フルアムのリーグ優勝に貢献し、イングランドプロサッカー選手協会(PFA)のリーグ年間ベストイレブンに選出された。

 2022年7月にリヴァプールに完全移籍で加入。2022-23シーズンは序盤に出場機会があったものの、終盤戦はあまり起用されず、公式戦22試合出場で3ゴールを記録するにとどまった。このような状況から、出場機会を求めて昨年7月にライプツィヒにレンタル移籍。しかし、ここまでリーグ戦の先発出場はわずか1試合となるなど、公式戦15試合の出場で出場時間は360分にとどまった影響で、レンタル移籍を打ち切りリヴァプールに復帰することが決定した。

 なお、F・カルヴァーリョがリヴァプールに復帰することが決定したことを受け、ライプツィヒのスポーツディレクター(SD)を務めるルーベン・シュレーダー氏がクラブ公式サイトで以下のように経緯を説明している。

「私たちは夏にファビオ・カルヴァーリョという大きな可能性を秘めた若い選手と契約することができた。ファビオはすぐにここに溶け込むことができたが、双方とも彼のここでの時間、特にプレー時間にさらなる期待を抱いていた」

「彼のポジションはチーム内でクオリティーが高く、競争も激しいことから、私たちは彼にそれを保証することができない。ここ何日間で何度も話し合いを重ね、最終的にローンを早期に終了することになった。私たちはファビオのRBLでの努力に感謝し、彼の将来の幸運を祈っている」

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