三好康児が先発も19位に転落したバーミンガム…ルーニー監督「HTに11人全員を交代したかった」

 チャンピオンシップ(イングランド2部)のバーミンガムを率いるウェイン・ルーニー監督が、苦難の時を迎えているようだ。27日、イギリス紙『デイリー・メール』が同監督のコメントを伝えている。

 チャンピオンシップ第24節が26日に行われ、バーミンガムとストークが対戦した。試合は、12分にジョーダン・トンプソンのゴールでストークが先制に成功すると、31分と53分にも追加点を挙げて3点のリードを奪う。バーミンガムは69分に1点を返したものの、以降は得点に至らず、3-1でストークが勝利を収めた。バーミンガムに所属する日本代表MF三好康児は、右ウイングで先発出場し、67分までプレーした。

 ストークがリーグ戦10試合ぶりの白星を獲得した一方、3試合未勝利となり降格圏まで7ポイント差の19位に転落したバーミンガム。就任以降の13試合で積み上げた勝ち点は「9」のみと、苦難の時を迎えているルーニー監督は、「願わくはハーフタイムに11人全員を交代したかった。11人のサブがいればよかった」と試合後のインタビューでストーク戦を振り返っている。

 また、「私たちは正しいこと、つまり基本的なことが出来ていなかった。努力が足りなかったわけではない。ゲームに対する知識が足りていなかった」と敗因を分析。続けて、「言葉にするのは難しい。あのようなパフォーマンスになるとは思わなかった。ピッチに立つメンバーを見抜けなかった」と自身のメンバー選考について悔しさを滲ませた。

 さらに、「ここ数試合、私たちは本当に進歩していただけに、この結果は悔しい。正直なところ、結果もパフォーマンスも望んでいたものではなかった。自分たちのプレーが理解できなかった」とコメント。「選手たちはボールを持ちたがらず、私たちが望むようなプレスもかけなかった。失点はあまりにも酷かったし、この試合から何かを得る価値はなかった」と不甲斐ない結果に終わったチームに不満を漏らしている。

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