ウェストハムに敗戦のマンU、1930年以来の低調ぶり…指揮官「冷静でいなければ」

 今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドの不名誉な記録について、イギリスメディア『BBC』が23日付けで報じている。

 同日に行われたプレミアリーグ第18節ウェストハム戦に臨んだマンチェスター・ユナイテッドは、アウェイで2-0の黒星を喫した。これで2023年の公式戦で20敗目を記録。同メディアによるとこの数字は1989年と並ぶワースト記録であり、クリスマスまでに20敗を記録したのは1930年以来、さらに4試合連続無得点はアレックス・ファーガソン監督が就任した1992年11月以来初めてのこととなった。

 現在のチームを率いるエリック・テン・ハフ監督はウェストハム戦を終えた後「(敗北には)それなりの理由がある。我々は多くの怪我人を抱えているから、彼らが戻ってくればチームは良くなるだろう。冷静でいなければならないし、一致団結してプランを練って、共に戦わなくてはならない」とコメント。

 また「確かにこの瞬間、我々はトップとは言えない。しかし先週は、このリーグのトップを相手に対して互角であることが分かっている」「2023年(2022−23シーズン)にはカップ戦を制し、FAカップでも決勝に進出し、リーグ戦では3位になった。ただ、今は低いパフォーマンスレベルにある」と語った。

 イングランド代表DFルーク・ショーは「私たちは試合に負け続け、ポイントを失い、自分たちにとって非常に難しい状況にしている。特に後半、十分ではなかった。何が起こっているのかを考えるのは難しい。おそらく、私たちは十分にクリエイティブではない。今は自信が足りないことがあるだろう。これはサッカーにおいて時折正常なことだが、深く考えて鏡を見つめ、自問自答し、そこから進んでいかなければならない」と試合を振り返った。

 マンチェスター・ユナイテッドの次戦は26日、第19節アストン・ヴィラ戦をホームで迎える。

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