マンU、アントニーの代役として久保建英の獲得を画策? 今季すでにスカウトを7回派遣して視察

 レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英に、マンチェスター・ユナイテッドが関心を寄せているようだ。20日、イギリス紙『ザ・サン』が伝えている。

 現在22歳の久保は、今シーズンで所属2年目となるレアル・ソシエダの中心選手として躍動中。ここまでリーグ戦では16試合出場6ゴール3アシストを記録するなど、ラ・リーガで6位につけるクラブの攻撃陣を牽引している。また、チャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージの全6試合に出場し、20年ぶりの決勝トーナメント進出に大きく貢献した。

 古巣であるレアル・マドリードからの関心も噂される久保だが、同紙はマンチェスター・ユナイテッドが獲得を画策していると報道。2022年夏に8550万ポンド(約155億円)でアヤックスから加入したアントニーが、今シーズンいまだ得点を挙げられずにいるなど、満足できるパフォーマンスを披露できていないため、代役として白羽の矢が立ったようだ。

 また、マンチェスター・ユナイテッドが、久保を視察するために今シーズン少なくとも7回に渡ってスカウトを派遣していると指摘。同選手とレアル・ソシエダの現行契約が2027年まで残されていることから、マンチェスター・ユナイテッド側が交渉において不利な立場にあると説明しつつ、「主戦場の右サイドだけでなく10番としても起用できる」と久保の特徴を紹介している。

 さらに、ナポリが今夏に2600万ポンド(約47億円)のオファーを提出したが、レアル・ソシエダに拒否されたと伝えつつ、移籍金は4300万ポンド(約78億円)程度になると推察。今後もマンチェスター・ユナイテッドが久保のプレーを監視し続けると報じ、獲得のためアントニーをレンタル移籍で提供する可能性があるとも主張した。

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